「青椒肉絲・青椒牛肉絲」ピーマンと牛または豚肉の細切り炒め

青椒肉絲（チンジャオロースー）はピーマンと豚肉の細切りを合わせた四川料理、湖南料理、福建料理の代表的な中国料理です。日本、韓国、アメリカなどでローカライズされ人気が高い。中南米原産のピーマンは明の時代に中国に伝わり、ピーマンと豚肉の炒めが家庭的な料理になったと紹介されています。

日本では豚肉の細切り、ピーマン、タケノコの組み合わせも一般的ですが中国の青椒肉絲ではタケノコが必須な材料なわけではない。彩りに赤ピーマンを加えているレシピが多い。

日本では豚肉ではなく牛肉の細切り炒めも青椒肉絲で統一されますが、牛肉を使用すると「青椒牛肉絲」となります。

肉厚のパプリカを多く使用すると「彩椒肉絲」となるようです。カラフルな見た目が食欲をそそりますね。

日本ではオイスターソースを使用する事が多い青椒肉絲ですが、中国サイトの各レシピをチェックしているニンニク、生姜、醤油、砂糖、酒、ごま油のシンプルな味付けが多かった。オイスターソースは青椒牛肉絲の方があうかもしれない。辛口のレシピも多くはなかった。