「辣子鶏」中毒性のある鶏の唐揚げと唐辛子炒め

辣子鶏(ラーズーチー)は鶏の唐揚げと唐辛子や花椒を大量に使った四川料理。重慶発祥で重慶辣子鶏、歌乐山辣子鶏とも呼ぶそうです。歌乐山は重慶の西の海抜 693 メートルの最高峰を持つ山脈。四川省巴州、山東省の棗庄、貴州省の貴陽が発祥との説もあるそうです。

参考:辣子鸡

赤ピーマンの如く唐辛子が大量に入るが唐辛子は基本的に食べないので注意が必要。日本人には骨なしの鶏肉が好まれるが本場の中国では骨付き鶏肉が使用される事が多い。

唐辛子が大量に入るが見た目に反してそこまで辛くはなく花椒だけでなく香ばしく炒めた唐辛子の香りが強く中毒性がある。

見た目のインパクトが強く、日本の鷹の爪ではなく丸みのある朝天唐辛子や子弾頭などの馴染みのない唐辛子が使われる事も魅力です。

辣子鶏のメモ

  • 唐辛子をカットし、辛さが苦手な場合は種を取り除く
  • 軽めに下味を付けた鶏肉に片栗粉をまぶして揚げる
  • カットした唐辛子を香りが出るまで炒める(好みで少し焦がすのもあり)
  • 揚げた鶏肉、ニンニク、生姜、花椒(唐辛子を炒める前に香りを出しても良い)などを加えて炒める
  • 鶏ガラスープやうま味調味料、醤油などで味を調える
  • 紹興酒やウイスキーで香り付けをする
  • ネギは一口大にカットして鶏の唐揚げと炒めても、みじん切りにしてトッピングしてもおいしい
  • 候補の調味料や材料:月桂樹の葉(ローリエ)、八角(スターニアス)